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June 28, 2014

左右非対称だけでなく機能的な問題も

顔が完全に左右対称という人はまずいないと思います。しかし、左右の形があまりにも違うのは、やはり良い状態とはいえません。

 

 顔面の内部の頭蓋骨とそれに付着する筋肉は、ほぼ左右対称に分布しています。しかし、筋肉の運動は左右対称に伸縮するとは限りません。頭部を回転させたり横に傾けたりする場合は、左右対称に存在する筋肉が、片側だけ働いたり、反対の動きをしたりします。ですから左右の筋肉の運動が違っても不思議ではありませんが、あまりに違い過ぎると外観にゆがみを生じるのです。

 

〇 睡眠時の姿勢、頬杖

 例えば、心臓...

June 28, 2014

最近注目されていることとして、高齢者に多くみられる食事をうまく摂れない「摂食嚥下障害」があります。食事がとれないと、いろいろ不都合なことが起こりますので、今回、お年寄りの摂食嚥下障害についてお話しします。

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 通常、私たちはまず食べ物を見て、それが食べられるものであることを確認してから口の中に入れています。そして良く噛んだ後、舌を使ってのどの奥から食道へと送り込みます。この動作は日常、特に意識することなく行われていますが、この一連の動作に障害が起こるのが「摂食嚥下障害」です。

 食事がのどを通るとき、のどの奥にある喉頭蓋が...

June 28, 2014

 私たちは食事の際、何げなく咀嚼していますが、このとき唾液が分泌され、食べ物と混ざり合います。普通に咀嚼して、唾液が分泌され、食塊となって嚥下(えんげ:飲み込むこと)する―。健康なときには無意識に行われるこのプロセスを、あらためて意識することは普段はありません。でも、何かの原因でスムーズに行われなくなったとき、「あたりまえのプロセス」のありがたさを実感することになります。健康は失ったときに初めてそのありがたさがわかるものですね。歯の喪失と、口から喉の神経や筋肉の障害は、要介護者にとって、切実な問題です。

 

 高齢者はこの他に、唾液が十...

June 28, 2014

【骨粗鬆症の薬物治療と歯科受診】

 

◆骨粗鬆症とは

 骨粗鬆症を簡単に言うと「骨の強さが低下して、骨折しやすくなる骨の病気」です。骨の強さには、骨密度と骨質が関係しています。骨の中では、破骨細胞が古くなった骨を溶かし、骨芽細胞が新しい骨を作るという新陳代謝が休みなく行われています。この働きで、古くなった骨は、新しく、柔軟性のある骨に生まれ変わります。この骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨形成が間に合わなくなると、骨の量が減少して骨がもろくなります。

 

◆治療の中心は薬物療法

 骨粗鬆症の治療には、バランスの良い食事(カルシウムやビタミンDな...

June 28, 2014

 日本の医療保険は通称「健康保険」と呼ばれていますが、実態はいわゆる傷病保険です。病気になったりけがをしてはじめて保険が適用されるのです。健康な人が、自ら進んで検査を受ける「予防」的な受診は、健康保険の適用にはなりません。でも、こういう健康に対する積極的な態度は、疾病の重症化を防ぎ、結果的に国の医療費の節約に貢献しているわけですから、正当に評価されてしかるべきだろうと思います。

 

 さて、その予防ですが、狭義(純粋な)の予防と再発の防止(メンテナンス)とがあります。前者は、健康な人が健康を維持できるように検査や接種を受けることですが、...

June 28, 2014

 在宅や施設に歯医者が/高齢社会を迎え、寝たきりのお年寄りや重度の障害をもっ方たちの食べる機能と楽しみを維持するため、歯科保健の重要性がひろく認識されるようになってきました。

 これまで、歯科治療は歯科医院に通院して受けるのが当たりまえで、特別な設備が必要なこともあり、歯科医院以外の場所での治療は不可能だと思われてきました。しかし最近では、様々なハンディをもっ方のために、歯科の訪問診療が積極的に行われています。

 歯科の訪問診療は、患者さんを在宅で介護されているご家族から依頼される場合と、病院や特別養護老人ホームなど施設から依頼される場...

June 28, 2014

 噛むという行為は、全身の健康とかかわりがあります。たとえば肥満防止。よく噛んで食事

をすると唾液が大量に分泌されます。それにともない、血糖値があがって空腹感がなくなり、

少ない食事量で満足感が得られるのです。

 また歯周病などで歯がグラグラして食物がよく噛めないと、栄養の偏りから、糖尿病などの病気も悪化します。反対に肥満や糖尿病などがある人は、歯周病が治りにくいこともわかってきました。生活習慣病と歯の病気は悪循環を生むわけです。

 さらに、噛むことは脳を刺激することにも通じます。咀嚼は脳からの指令で行われ、噛んだ刺激はまた脳に戻り、脳を活...

June 28, 2014

 世間で「歯医者で歯を抜かれた」という言い方をよく耳にします。もちろん事実なのでしょうが、歯科医としてはちょっと複雑な思いがします。たとえば医科で、「胃ガンをとられた」とか、「胆石をとられた」、あるいは「盲腸をとられた」という言い方はせず、「取った」と表現しますね。「歯を抜いた」という言い方ももちろんありますが、こと「歯」に関しては、「抜かれた」という受動態

(受け身)の表現がよく使われます。何か、患者本人の意志に反して抜歯が行われたようなネガティブニュアンスを感じますよね(笑)。

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できるだけ患者の歯を抜かずにもたせ...

June 28, 2014

 声は喉頭の中にある声帯が呼気の力で振動することによって発せられます。人は、子どもから大人へ成長する過程で、男の子は男性らしく、女の子は女性らしくなる第二次性徴期(性腺が発達し始める時期)になると、喉頭が急激に発育し、「喉仏(のどぼとけ)」とよばれる部位が前方へ突出、してきます。また、声帯も前後に長く、厚みも増してくるため、声が低くなります。

 

 時期的には、男児では12~13歳、女児ではそれより2~3年は早く起こります。女の子の場合は、喉頭の発育の度合いが少ないため、会話音がやや低く(3~4半音)なる程度で、家族も、本人も気づかない...

June 28, 2014

 食中毒が発生しやすい季節になりました。この時期、食品の扱いには特に注意が必要です。

 食中毒の原因で代表的なのが大腸菌です。大腸菌は家畜やと卜の腸内にもいて、大半は無害ですが、なかには0-157のように激しい下痢や腹痛を起こすものもあります。これを病原大腸菌といいます。0-157はけいれんや意識障害をおこす脳症などを合併することもありますから、 おなかの症状があればすぐ受診して

ください。

 食中毒予防のポイントを確認しましょう。

 

【食品の購入】

 ○肉・魚・野菜などはできるだけ新鮮なものを選び、消費期限を確認する。

 ○買った食品は肉汁や...

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June 28, 2014

June 28, 2014

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