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スギ花粉皮膚炎について

June 28, 2014

スギ花粉が飛散する春先に、スギ花粉症患者の中には、顔や首に発疹がでることが あります。これがスギ花粉皮膚炎です。

 

1. 臨床;顔(特に目のまわり)や首などの露出部に、少しかゆみを伴うむくみのある発赤が出現します。アトピー性皮膚炎がある方は、さらにジクジクした発疹も混在します。ひっかく刺激や頻回の洗顔などで、皮膚のバリア機能が破壊され、抗原となるスギ花粉が皮膚に侵入し、炎症を生じるためです。

2. 診断;臨床的経過や所見に加えて、血液検査(スギRAST測定)、皮膚検査(スクラッチテスト、スクラッチパッチテスト)が必要です。また、単なるかぶれ(目薬、化粧品など)や膠原病との鑑別が重要です。

3. 治療;

 

(1)抗原回避;外出時には、マスク・マフラーを使用し、帰宅したら顔・首を洗います。

 

(2)薬物療法;かゆみ止めの内服に加え、中~弱のステロイド外用で炎症を抑えます。炎症がおさまってきたら、ステロイドから保湿剤へと変更します。安易にステロイド外用剤を続けてはいけません。ふだんから皮膚のバリア機能を保持するため、洗顔後には必ず保湿剤を用いるなどのスキンケアが大切です。

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