今できるO-157の予防法は
June 28, 2014
食中毒が発生しやすい季節になりました。この時期、食品の扱いには特に注意が必要です。
食中毒の原因で代表的なのが大腸菌です。大腸菌は家畜やと卜の腸内にもいて、大半は無害ですが、なかには0-157のように激しい下痢や腹痛を起こすものもあります。これを病原大腸菌といいます。0-157はけいれんや意識障害をおこす脳症などを合併することもありますから、 おなかの症状があればすぐ受診して
ください。
食中毒予防のポイントを確認しましょう。
【食品の購入】
○肉・魚・野菜などはできるだけ新鮮なものを選び、消費期限を確認する。
○買った食品は肉汁や魚からしみだす水分がほかの食品につかないよう、ビニール袋などにそれぞれ分けて持ちかえる。
【家庭での保存】
○冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下が目安で、ものを詰め過ぎないこと(7割程度)。
○細菌の増殖は押さえるが、細菌が死滅するわけではないので冷蔵庫を過信しない。
【下準備・調理・残った食品】
○肉、魚、卵などを扱ったら、そのたぴに手を洗う。包丁・まな板もよく洗う。
○冷凍食品の解凍は室温ではなく、冷蔵庫の中か電子レンジ、流水を使う。
○残った食品はいつまでも出しておかない。O-157などは室温でも15~20分で2倍にふえる。
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