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日本の食文化の崩壊

June 28, 2014

外食、コンビニ弁当、多忙で家庭料理は楽しめない!?

 

ここ十年、私たちの食生活は大きく変わりました。

ファーストフードやファミリーレストランの隆盛ぶり。レトルト食品、調理済み惣菜を持ち帰る「中食(なかしょく)」という新語も生まれました。外食と家庭の手作りの料理の中間というほどの意味でしょうか。弁当、おでん、おにぎり、なんでもコンビニで買えるようになりました。

食生活の変貌ぶりは世界的な傾向なのでしょうか?実はそうでもないらしいのです。アメリカでは肉の需要がわずかに減少し、宅配ピザが急増した程度で、ほとんど変わっていないようです。頻繁に外食することは少ないようです。一方、日本を中心としたアジア地域は『食』崩壊の危機に直面しているという警告が出されています。

国際的な広告代理店オグリビーが日・韓・中・ホンコン・タイ・インド・シンガポールなどアジア14か国21都市で6000人を調査して、次のような結論を出しました。

 

時間的なあせり/料理をつくったり、ゆっくり味わう時間がなく、安易な食事で妥協している。

 

選択能力のマヒ/手軽な食べ物があふれ、料理しなくても困らなくなった。反面、何を食べるか、選ぶ手間がストレスになる。

 

健康の矛盾/人工的な食べ物に対する根深い不信感があり、健康不安が増加。最近のダイエット法や健康情報も消費者の混乱を招く原因になっている。

 

家庭の崩壊/個々人が独立して行くにつれ、一緒に食事する機会が減っている。中国では91%が「家族と一緒に食事をすべき」とするのに対し、日本は66%で調査国の中で最低でした。

 

「家族とゆっくり食卓を囲みたくても、できない」多忙な個人主義ニッポン。おいしい食事の喜びや、手料理をふるまう楽しみがしぼんでしまったのでしょうか?

別の調査では世界に誇れる20世紀最高の日本製品としてインスタントラーメンがあげられています。

いくら生活水準があがっても、ここちよい空腹感と気心の知れた友人や家族との会食に勝る香辛料はないのではないでしょうか。

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