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現代に生きる人と生活習慣病

June 28, 2014

以前成人病と呼ばれていた高血圧症・高脂血症・糖尿病・がんなど一連の病気は、生活習慣病と呼ばれるようになりました。成人病というと大人になったからかかる病気だからしかたがないといった響きがありましたが、生活習慣病となると普段の生活を変えることによって予防ないし治療できるというイメージにかわります。すなわちこれまでは病気になってから治療していましたが、これからは病気にならないように普段の生活の中で積極的に予防していこうと意識が変わってきたといえます。事実、 生活習慣病の中には偏った食生活や運動不足・タバコ・アルコール・ストレスなど自分でコントロール可能なことが引き金となって起こるものがたくさんあります。今回はそのなかでもとくに食生活について考えてみたいと思います。

 

人類の歴史は飢餓との戦いの連続であり、人間の体は何万年ものあいだ常に少ない食料をいかに効率良く利用するかを求められきました。その結果人類は飢餓に耐えられる方向へ方向へとと進化してきたのです、車に例えると馬力よりも燃費の良さが要求されたわけです。日本人ももちろん例外ではありません、わずか数十年前まではずっと食料難の時代が続いてきました。ところがここ30~40年のあいだに日本には急激に食料が豊かになりました、人類は長年食料不足の苦しんできたのですから食べ物がたくさんあればたくさん食べたくなるのは当然です。しかし人間の体はそんなに急に変わるはずがありません、燃費の良さだけを求められてきた車に、ハイオクのガソリンをたくさん詰め込んでも不完全燃焼をするだけです。人間の体にも不完全燃焼によるさまざまなひずみが出てきました、肥満・糖尿病・動脈硬化・痛風などです。

 

そこで多少なりともそのようなことが心配な方には、ご自分が1日にどのくらいのカロリーを摂取しているか計算してみることをお勧めします。本屋さんで食品成分表を買い、米何グラムで何カロリー、豚肉何グラムで何カロリーというように計算していきますが思ったほど面倒ではありません。加工食品にはだいたいカロリーと成分が表示してありますし、最近は外食でもカロリーの明示してあるものが増えてきています。必要とされるカロリーに比べてけっこうたくさん摂取しているのに驚かれることでしょう。また、早足で20分の歩行など80キロカロリーの熱量を消費するのにどのくらいの運動量が必要かも自分で試してみて下さい、人間の燃費の良さを改めて認識することでしょう。

 

生活習慣病というからには生活習慣を変えることで防げるはずです、ご自分の生活をもう一度見直してみませんか。

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