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顔の痛み = 三叉神経痛とは

June 28, 2014

顔の痛みといえば顔面神経痛と誤解している方も多いと思いますが、正式には、これを三叉神経痛といいます。三叉神経は、脳から出たあと三つの枝に分かれ、顔、口の中、鼻の中、眼球、歯などに分布し、主にそれらの知覚をつかさどっています。


一般に、神経痛とはある神経の走行にそって走るような発作性で反復性の痛みをいいます。三叉神経痛は、顔などの知覚が敏感な部位に発生するため大変苦痛を強いられ、「人類三大疼痛」と言われています。


症状は、顔の片側の一部に発作性で強烈な痛みが数秒から数分起こります。ちょっと触れただけで誘発されたり、話す、咬む、あくびをする、物を飲み込むときなどに起こることがあります。しかし痛みは四六時中続くわけではなく、痛みの全くない時もあります。


中年から老年期の女性に多く発症しますが、若い人や男性にもみうけられます。痛みの起こる部分は、頬より下に多いのですが、おでこの痛みの場合は、帯状疱疹の前兆ということもあり、要注意です。以上のような症状が認められれば三叉神経痛と診断できますが、診察時に左右の顔の感覚に違いがあるかどうかを確かめることが重要です。


顔の痛みの多くは突発性三叉神経痛ですが、まれに腫瘍や難治性の神経疾患ということもありますから、補助検査としてCTスキャンか、MRT検査を受けましょう。治療は薬物療法が中心です。カルバマゼピンというてんかん薬が使われます。ただし、この薬にはふらつき、眠気などの副作用がありますから注意が必要です。

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